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ブログで本の紹介記事を書く前に|著作権について学ぶ本

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ブログで本を紹介したいと思うブロガーさんは多いと思います。

好きな本をみんなにシェアしたくなるのは、自然な気持ちの流れですよね。

そこで気になってくるのは

  • 記事のアイキャッチに本の写真は大丈夫なの?
  • 表紙の写真をブログに載せても大丈夫?
  • ブログとSNSで著作権の扱いは違うの?

ということではないでしょうか。

私自身も個人ブログで初めて本の紹介をする時に、迷って調べた経験があります。

著作権には法律がからみますので、難しく感じる本が多いのですよね。

同じような悩みを持つブロガーさんに、著作権を学ぶのに最適な本をご紹介致します。

目次

「コンテンツ別 ウェブサイトの著作権Q&A〈第2版〉」雪丸真吾 福市航介 宮澤真志 (編)

コンテンツ別 ウェブサイトの著作権Q&A〈第2版〉
出典:Amazon

編者:雪丸真吾 福市航介 宮澤真志
出版社:
中央経済社(第2版)
出版年:2022年
分類:著作・編集


文章サポートライター的エッセンス7

  1. 著作物は思想や感情を創作的に表現したもの
    (文芸、学術、美術、音楽の範囲)
  2. 著作権は創作完了から自動発生する
    公表or死後70年で消滅)
  3. 写真の写り込みは概ね全体の10~20%の範囲
  4. youtubeへのインラインリンクは認められている
    (リンクは複製ではない)
  5. 表紙の写真UPは引用条件を満たせばOK
  6. 写真を撮るのと公開は別問題(許可を得る)
  7. 無償の読み聴かせと動画公開は別問題(許可を得る)

愛読書を安全にシェアしたいブロガーのために

ブログで本を紹介するためには引用の形にすれば紹介できます。

ただし、引用には細かいルールがあるので注意が必要です。

例えば、紹介文が主で引用部分は従の形、要約と自分の言葉を明確に区別できるようにする、などですね。

また、引用する場合は句読点も省略せずに一言一句そのまま引用しなければなりません。

「同一性の保持」と言います。

それでも、読み手に読みやすく伝える工夫の余地はありますよ。

文章が長くなってしまう場合には(中略)などの表記を使うこともできます。

本の紹介記事は著者や出版社にとっては小さくてもひとつの窓口になります。

私自身も過去、個人サイトで著作権を心配せず本をご紹介する方法を探した結果、Amazonアソシエイトを始めた経緯があるのです。

いずれにしても、本の紹介には繊細な作業が伴うことは確かですね。

多少の手間暇がかかってもお気に入りの本をシェアしたいという想い。

本を愛する活字中毒の皆さまには共感していただけるでしょうか。

最近はSNSで気軽に本の表紙をUPされていますよね。

作者が喜んでお礼を返している場面もよく見かけることでしょう。

本の装丁もクリエイティブなものにあたりますが、大丈夫なのでしょうか?

近年、少しずつ社会の意識も変化してきたように感じています。

本の表紙の写真は引用要件を満たしている場合はOKになります。

要は自分の感想などがメインの文章になっているかということですよね。

あなたの本の紹介方法は大丈夫でしたか?

SNSでは大量に紹介されているので見過ごされている面もあります。

本来はひとつひとつ判断されるものなのです。

ブログやSNSで本を紹介したい時に限りません。

  • 動画配信の後ろの背景の映り込みは大丈夫?
  • SNSのつぶやきを会社の宣伝に使いたいけど大丈夫?

など、コンテンツ毎に迷うことは山ほどありますよね。

Web発信する人なら頼りになる本です。

書誌データ

★本日ご紹介した本

初版は2018年。
こちらは2022年版です。

手元に置いて辞書のように確認したい本です。

コンテンツ別 ウェブサイトの著作権Q&A〈第2版〉
出典:Amazon

編者:雪丸真吾 福市航介 宮澤真志
出版社:
中央経済社(第2版)
出版年:2022年
分類:著作・編集

あわせて読みたいもう1冊

コンパクトで携帯しやすいハンディタイプです。

各SNSでのこんな場合はと、細かい疑問に答えてくれます。
カラフルで一目でわかりやすいのはポイントが高いですね。
こちらもオススメ本です!

SNS別 最新 著作権入門: 「これって違法!?」の心配が消える ITリテラシーを高める基礎知識
出典:Amazon

著者:井上拓
出版社:
誠文堂新光社
出版年:2022年
分類:著作・編集

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